リフォーム−こんな場合どうする? 5.見積書、契約書の見方・考え方

「一式」の多い見積書は要注意

見積書で「○○工事一式」が目立つものは余り好ましくない。工事内容、建材・資材の量や質が不明瞭になりがちで好ましいとは言えない。

安い見積に飛びつくのは危険

工事費は安いに越したことはないが、安易にその見積業者に決めてしまうのは望ましくない。その見積内容がどのようなものか、時間をかけて検討することが大事。

業者選び」で述べた「相見積」方式を採用するのも一法。

見積書のチェックには専門家の協力を

見積書のチェックは消費者には難しい作業。費用の要ることだが、専門家である建築士の協力を得られれば理想的。

契約書を交わすのは基本中の基本

一般にリフォームは工事費が小さいことから契約書を交わさないことも多いのが実態。

しかし、工事の変更・追加等が生じたとき、適切に対応するためにも、また、業者との間でトラブルが生じた場合も想定し、図面や見積書を付けた契約書を必ず取り交わしたい。

見積書や契約書の様式は「リフォネット」で

リフォネットには、リフォームに適した見積書や契約書の様式が提示されている。有効に活用しよう。